新潟ラプソディー

天気は西から

日本付近を通る低気圧や移動性高気圧のコースはいずれも西から東の方に向かっていきます。上空には偏西風という西から東に向かう大きなジェット気流といわれる空気の流れがあって、おだやかに蛇行しながら流れています。この東西流型といわれる偏西風の流れに乗って高気圧や低気圧の渦が進んでくるのです。ですから、天気は西から変わってきます。

 通常はこの東西流型と、暖気・寒気の影響による激しく南北に蛇行する南北流型の2つのパターンを4〜6週間の周期で交互に繰り返しています。

 ただし、この南北流型がいっそう発達すると、南下した寒気が中緯度に寒冷低気圧を、北上した暖気が高緯度に温暖高気圧を形成し、南北の気圧・温度の配置が普段と反対になってしまい、東西の流れをくい止めるようになります。これをブロッキング現象といい、通常数週間以上持続し、熱波、豪雪、冷夏、長雨などの異常気象をもたらす原因となります。
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by ozemu | 2002-08-25 22:17 | 気象のお話