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新潟ラプソディー

ハッピーマンデー法

ハッピーマンデー法によって、田舎の風習が滅茶滅茶になっています。
1月15日は、田舎では小正月といって様々な行事が行われていました。そして、今でも行われています。
しかし、皆さんが休みではないので、参加できなくなってしまったのです。
青海町の行事、「竹のからかい」は、国の重要無形民俗文化財にも指定せれているさいの神にまつわる行事です。東方と西方の竹がしなりながら交錯し、次の瞬間、激しい引き合いが始まります。
荒狂う冬の日本海のうねりが容赦なく迫り来る新潟県の最西端の青海町。東西に軒を連ねる街道の一角で、毎年1月15日、勇壮に行われています。江戸時代から約300年の伝統がある小正月の行事です。
東西に分かれ、若衆は顔を赤や黒に隈取りして、そろいの法被姿の腰にはしめ縄といういでたち。東西それぞれの、長さ十数メートルの竹が交錯したかと思うと、男たちが一斉に飛びつき2本の竹を抱えたまま引き合います。
 引き合いの合間には、「チョウチョウ サギノチョウ 菜の葉に留まれ・・・」。蝶は福を運ぶ使者ともいわれ、竹のからかいには住民が新年に、豊年・豊漁を祈る気持ちが込められています。
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by ozemu | 2005-01-15 20:25 | カラー写真